アルファルファの知られざる神秘と健康力食物の父アルファルファアルファルファとは、耳慣れない言葉だと思いますが、 更に、リーフプロテインが豊富なので、玄米でも摂りにくい必須アミノ酸が補えます。 アルファルファが「全ての食べ物の父」と言われる理由その① アルファルファは一生の得 元気の元 、健康の源の大部分は「食」。 昔から、良い食べ物の摂り方として、一物全体丸ごと、自然のもの、また緑黄色野菜を出来るだけ多く食していれば、「万病に効く」と言われています。 緑黄色野菜がなぜ良いのか、その理由はたくさんありますが、その一つの例として、老化を早める活性酸素をを抑えるβカロチン、またカロテノイドが少ないと、DNAのテロメアが短くなり、体がどんどん老けていくのです。 テロメアとは、DNAの一部で、寿命や若さをコントロールする部分。 ここに野菜(特に緑黄色野菜)を摂る理由があるのです。 *カロテノイド(カロチノイド)は、植物、動物、微生物などが持つ黄色、赤色、紫色などの色素の総称。
その② アルファルファの持つ意味そのものが「全ての食べ物の父」 アルファルファはもともとアラビア語。 この意味がアルファルファのすべてを物語っているのです。 アルファルファは、たんぱく質、各種ビタミン、ミネラル、またアミノ酸や消化酵素に富み、美容と健康に様々な効用があるのです。この栄養の秘密は、その逞しい根にあるのです。 背丈は1メートル前後ですが、その根はなんと5メートル~10メートルも地中に伸びていて、土の中のミネラルなどをしっかり吸収するのです。この根に支えられた葉の養分は乾燥したもので100g中、たんぱく質57%、せんい10.3%、糖質7.5%、脂肪9.1%、水分8%、その他ミネラル、ビタミン、葉緑素ももちろんたっぷり含まれています。 他の野菜と比べるとビタミン・ミネラルに関しては、ビタミン・ミネラルの宝庫といわれるほうれん草より優れた面が多々あるのです。「全ての食べ物の父」という意味が、なるほどとうなずける数値です。
その③ アルファルファは本物の野菜 最近の野菜に「香り」が少なくなっているのに、気付いた人も多いと思います。 香りの少ない作物は、害虫にやられやすいのです。栄養のバランスが取れている野菜は、生体防衛が働くので病気にならないばかりか害虫も付きません。 当然、農薬も不要です。本物の野菜とは、おいしく食べられて私たちにバランスの良い栄養を与えてくれ、安心して口にできる野菜の事です。 疲れやすく、風邪を繰り返し、抵抗力も落ちてきます。作物は病気になったり、害虫が付きやすく、日持ちも悪くなります。当然アルファルファは栄養バランスが優れているので、農薬など必要ないのです。これこそ本物の野菜なのです。ここにも「食べ物の父」と言われる理由があるのです。
その④アルファルファは、土の養分そのまま 人は生命を維持し、生きていくためには食べ物から栄養を摂らなければなりません。これは当たり前の事ですが、実はこの栄養の摂り方が問題となり、健康を害し、病気を早め、蔓延させているのです。栄養は、人の体の中で作れるものと作れないものがあることをご存知でしょうか。例えば、殆どのビタミンは腸内で腸内細菌が作ります。
その⑤ アルファルファは父のように力強い アルファルファはヨーロッパでは別名「ルーサン」、日本では「紫馬ごやし」とも言われています。 事実、アルファルファは最初、人間の食べるものではありませんでした。馬にアルファルファを食べさせて、その優秀さを発見したのはアラビア人です。 アラブ馬が強靭である事は誰もが知っています。なぜアラブ馬がそのように力強くなるのか、その鍵はたんぱく質にあるのです。 「たんぱく質はスタミナのもと」とよく言われていますが、畑の肉と言われる大豆以上の必須アミノ酸を豊富に含んでいます。民間でよく言われている強精食品には、アルギニンが決まって多く含まれています。アルファルファにはこの強精成分、アルギニンがしっかり含まれています。 アルギニンは、精子の頭部を構成するものなのでその意味では強精成分であり、まさにアルファルファは現代の新しい強壮野菜、父のように力強い野菜なのです。草食系男子達よ!同じ草なら、もっともっと、アルファルファをしっかり食べて強靭な男子になって、女子より強くあれ!
その⑥ アルファルファは食糧危機を救う 現在、人口の増加とは逆に食糧生産の伸び率は鈍くなり、世界的に食糧不足が目の前に迫っています。特に「肉」の志向が強くなっているので、その肉を得るためにずいぶん余分なものが必要とされています。 例えば、牛肉とという形で人間はたんぱく質を摂りますが、その場合、牛肉のたんぱく質を得るためには、約15倍量の牧草のたんぱく質が必要となるのです。 これはかなりの無駄を出している事になります。その無駄をなくすために、草からたんぱく質を抽出して、それを人の食料にする方向を目指したのが「リーフ・プロティン」なのです。特にアルファルファの「リーフ・プロティン」は他のものよりアミノ酸組成がすぐれており、大豆や豚肉などより含有量は高く、特に植物性たんぱく質に不足しがちなトリプトファンやリジンを多く含みます。 この地球上でアルファルファ栽培が増え、たんぱく源を補う事が出来れば、その”父”たる役目が果されるです。増え続ける人口の食糧不足をしっかり補える日が来るのは、あながち夢物語ではないかもしれません。
その⑦アルファルファは地球の資源を救う この地球上の資源は限られたものであり、これを大切に活用しなければ、人類は現在ほど豊かな生活を維持できないと危惧されています。 また、実際、現在でも地球上の2割あるいはそれ以上の人々が、充分な食糧や生活環境に恵まれない生活を余儀なくされているのが現実です。それを打破するには、この枯渇する資源の合理的な利用方法は、今ある資源を循環させて再利用する事が最良と言えます。 それには水と土を保全し、太陽のエネルギーと植物でリサイクルする方法です。 将来、動物にも人間にも食糧源として活用できれば無駄な浪費は抑えられ、この地球上の豊かな資源が守られて行く可能性が秘めらられています。「全ての食べ物の父」よ!今後の活躍を望みます。 アルファルファは偉大な「治療者(ヒーラー)」アルファルファは有名な生物学者フランク・ボアー氏によって、 インドでは、数千年も前からアーユルベーダの僧侶が数多くの病人を癒してきました。 特にたんぱく質においては、その質の良さと量の多さは学者もびっくりするほどです。その他ビタミン・ミネラルには信じられない程たくさんの量が含まれています。 現代ではハーブ野菜としてスプラウトで楽しんだり、乾燥してお茶、粉末を錠剤にしての人気が高まっています。
アルファルファが治療者と言われる理由その①薬効の多さにびっくり! アルファルファは何世紀にもわたって薬として利用され、 その他、コレステロール低下作用、動脈硬化予防、血糖降下作用、抗酸化作用、胃の疾患、腹内ガスによる腹痛、潰瘍状態、 食欲不振の治療、緩下剤、自然の利尿剤、日常の栄養補給として、利用されています。 (*参考:日本健康・栄養食品協会、小学館改定新版ビタミン・バイブル192) その② 成長を促し、老化を防ぐ・・大豆以上のアミノ酸 「生命はたんぱく質の存在形態の一つ」、つまり、生命は殆どがたんぱく質でできていると言われるほどたんぱく質なしには、人は生きていけないという事です。 たんぱく質が不足すると、代謝が十分行われなくなり、「成長が止る、筋肉が弱る、精力が衰える、抵抗緑が弱る、頭の働きが鈍くなる、老化現象が起こる」など様々なマイナス面が表れてきます。たんぱく質は充分に摂っているから安心と思っている人でも良質のたんぱく質、つまり、人間に必要なアミノ酸を十分に摂っているかどうかが問題なのです。 アルファルファのたんぱく質は他のものよりアミノ酸素組成が優れており、植物性たんぱく質に不足しがちなトリプトファンやリジンを多く含んでいます。”畑の肉”と言われる大豆よりも必須アミノ酸の含有量がはるかに高いのです。 その②疲れた身体を元気にする強壮野菜 アルファルファの葉には、約半分以上のたんぱく質を含みます。 人体に必要なアミノ酸は約20種類ですが、アルファルファは13種類、そのうち体内では合成できない必須アミノ酸を8種類全て含んでいます。民間でよく言われている強精食品を分析してみるとがアルギニンが決まって多く含まれています。 アルファルファはこの強精成分アルギニンもたっぷり含んでおり、現代の強壮野菜とも言われています。 その③うなぎより多いビタミンA・・美肌効果 アルファルファの栄養成分をみると、ビタミンAが多いのが目立ちます。昔から土用の丑の日は「うなぎ」といって、体の抵抗力を高めようとうなぎを食べる習慣があります。 うなぎの蒲焼には、ビタミンAが100g中5000IU、乾燥アルファルファには10000IU含まれていますが、一度に食べる量としてはうなぎが圧倒的に多いのですが、毎日は食べられませんね。 その点、アルファルファは少しずつ食べられます。ビタミンAの効用として皮膚の粘膜、髪、芽の働きを正常に保つ、美肌効果、肺や気管支などの呼吸器系の病気に関して抵抗力をつける、生理機能を維持する、成長を促進、ガンの予防や治療に効果などがあります。 その他ビタミンA(β―カロチン)の補給源として緑黄色野菜の代表的な人参、かぼちゃなレバーなどが挙げられますが、アルファルファの素晴らしさには足元にも及びません。
その④ビタミンB群の神秘的な働き・・脂肪代謝をスムーズにする ビタミンB群は、体の働きを活発にするために必要な機能代謝に欠かせません。 ガン予坊として、人気のあるアミグダリンと呼ばれていたビタミンB17、若返りのビタミンEなど盛りだくさんです。世の中には数多くある栄養成分がいろいろ話題になりますが、いつの間にか消え去り、「これだ!」という第6感をくすぐるようなものもあります。 もちろんそれは単なる勘だけのものではなく、成分の素晴らしさやその生理作用に信頼できるものもたくさんあります。アルファルファは数ある中では最も評価の高い植物と言えます。
その⑤ アルファルファにある8つの酵素・・食事の価値を高める 酵素というのは、表立って大きな働きをしているようなものではありません。 アルファルファには色々な酵素がありますが、ここでは主に8つの酵素の働きついて 1.リパーゼ・・脂肪分解酵素 2.アミラーゼ・・デンプン分解酵素 3.コアクラーゼ・・血液の凝固を助ける酵素 4.エムルシン・・砂糖について作用する酵素 5.インぺルターゼ・・ショ糖を分解してブドウ糖と果糖にかえる酵素 6.パーオキシターゼ・・生体の酸化にかかわる脱水酵素で酸化を促進する 7.ペクチターゼ・・リンゴ・レモン・野菜などに含まれる多糖類で野菜や果実の成熟時にゼリー化する酵素 8.プロチクターゼ・・たんぱく質を分解する酵素 その他、オクタコサノールは疲労回復を早める酵素として、アスリートの人たちの間では人気の高いアルファルファです。特に夜食を摂るような場合には消化酵素がたっぷり入っているアルファルファを摂りましょう。
その⑥現代人に不足しがちなミネラルが豊富・・体の不調を整える アルファルファはミネラルがとても豊富です。今はミネラルが非常に少ない食事になっています。 例えば、白米、玄米に比べるとミネラルはほとんどありません。 精製食品、野菜そのものにミネラル含有量が少ないこと、またストレス等でミネラルが大量に消費されることからもミネラル不足に拍車をかけています。ミネラルが不足すると様々な体の不調が続きます。 肩こり、腰痛、風邪をひきやすい、イライラ、集中力に欠ける、血圧が高いなどなど、数えたらキリがありませんが、何となく具合が悪くなったり、それが続くと本格的な病気に移行します。ミネラルは生命の源なのです。 アルファルファは、人に必要なミネラルをしっかり含んでいますので、ミネラル不足から来る体の不調を整えるのに最適な治療野菜とも言えます。
その⑦若さを保つビタミンE・・抗不妊、細胞の老化を防ぐ アルファルファには、豊富なたんぱく質やビタミン・ミネラルが豊富に含まれている事は分かっていますが、アルファルファの効用を一段と高めているのはビタミンEが多い事です。発見当初、ビタミンEは「抗不妊ビタミン」と言われていました。 これが不足すると、動物が不妊症になるところからつけられた名前です。 不妊や流産しやすい人にはアルファルファをしっかり摂取してみましょう。
アルファルファと人間の元素構成比表は環境の地球化学 「微量元素と健康」 山県 登 著より
一般のオーガニックアルファルファのミネラル組成を人間の元素構成と比較したものです。 私達人間を含む総ての生命体(動物・植物)などは、その生命を維持して活動させる為にあらゆる元素を有効に利用しています。 この元素バランスが保たれている状態を健康だとすれば、病気は必要元素が過不足を起こし、元素のバランスが失われている状態と言えます。 微量でも重要な栄養素(微量元素)が人間の必要量にちょうど良いバランスで補給することが健康維持には大切なことです。
アルファルファと納豆菌シリーズ
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