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知って得する笑店情報
腸の若返りで血液さらさら 健康長寿 ●腸の汚れは血圧にも影響を?


健康新聞掲載情報
〜目次〜

オヤジが臭いわけ(善玉菌を育てて悪玉菌を減らせ) ● 低体重の赤ちゃんは生活習慣病に!
●ミネラル上手に取って病気予防 ● 永久歯の生えない子供急増!!
● 低栄養の胎児は将来病気に? ● 便秘や肌荒れは、危険信号
● 頻繁に繰り返す便秘や肌荒れは、危険信号  ● ガンの危険を減らす緑黄色野菜
● 癌の危険度を減らす緑黄色野菜 ● 腸年齢をチェック
●孫まで響く生活習慣病 健康はいいうんちから

健康はいいうんちから   (河北4・5)

健康を維持し、生活のリズムを整える上で重要なのが排便だ。周りの大人も気を配り、すっきりした毎日を送らせたい。 日本トイレ研究所(東京都港区)は、関東地方の小学校に講師を派遣する出前授業「うんち教室」に取り組む。対象は一年生から三年生。便の状態を自分で把握し、いいうんち聚・するための生活習慣を軟凡ている。 そこでは便のタイプを健康的な「キラキラうんち」、水分の少ない「カチカチうんち」、軟らかい「ドロドロうんち」、細長い「ヒョロヒョロうんち」に分類。
  「キラキラ」を出すための基本として
@朝起きたらコップー杯の水を飲み、朝食をよくかんで食べる
A外で元気に遊ぶ
Bいろんな物をバランスよく食べるCうんちがしたくなったら、我慢しないことを勧める。

 毎日の便の状態と食事を書き込む「うんち日記」も使う。記録することによって健康管理への関心が高まるという。保護者からは「嫌いな野菜を食べるようになった」との声も。研究所のホームページから、日記の代わりに使える印刷用の「うんちカレンダー」がダウンロードできる。
健康な便は全体の75竹から80竹が水分。残りは食べ物のかすと、はがれた腸の粘膜、腸の中にいる細菌が、それぞれ三分の一ずつを占める。同研究所によると、一日一回出るのが理想的だが、健康的な便が定期的に出るのであれば、一日二上二回でも、二上二日に一回でも問題はないそうだ。

うんち別対処法

 
硬いうんちが出たら・・・
 口お菓子をやめる。火を通した野菜や海藻類。
  ヨーグルトをたくさん食ぺる。水やお茶をた
  くさん飲む。うんちがしたくなったらすぐに
  トイレに行く

 
 軟らかいうんちが出たら・・・
  口食べ過ぎや飲み過ぎに気を付ける。辛い物は
   やめる。消化吸収のよい物と野菜を食べる。
   おなかを温める
 
 
細長いうんちが出たら・・・
  口海藻類、キクラゲ、干しシイタケ、高野豆腐、
   こんにゃく、ゴポウ、ヨーグルトなどを食べる.
   腹筋を鍛える  (日本トイレ研究所による)

孫まで響く生活習慣病  妊娠ラットからの実験(大阪読売5.17)
妊娠中の母体に穏やかな栄養制限をしたたけで、孫の世代まで高血圧などの「生活習慣病」になりやすくなることを近畿大学の村上哲夫教授らが、ラットを使った実験で明らかにした。

村上教授らは、脳卒中を発症しやすくしたラットを使って実験。
まず妊娠中の祖母代のラットに対して与えるたんぱく質を3%少なくして飼育。
生まれた「母」世代のラッ
トは、十分な栄養で育てた。

この母親から生まれた「孫」のラット13匹には、
生活習慣病になりやすくするよう、生後10週間から飼育。

村上教授らの水を1%濃度の食塩水を与え始めてから血圧は非常に高くなり、平均43日で全て死んだ。
祖母代から十分な栄養を与えた孫10匹の生存日数は60日だった。

人にも同じ影響が出るとい考えられ、村上教授は「妊娠中の栄養状態は子を超えて孫世代まで大きく影響することがわかった。
生活習慣病予防は、日常生活だけでなく、1つ世代前からすでに始めなければならない」としている。


今は食が豊かになってはいますが、栄養の偏りが激しく、生活習慣病になる方が増えています。毎日の食事には気をつけましょうね。(大阪読売5.17)


赤ちゃんの出産時の体重が軽いと将来生活習慣病に・・・。

出生体重軽いほど多い発症者
生まれた時の体重が2500グラム,未満の「低出生体重児」が増えている。こうした赤ちゃんは成人後に生活習慣病にかかりやすいとの指摘もあるため、厚生労働省は低出生体重児を減らすための妊産婦の食生活指針作成に着手した。

出生体重と生活習慣病との間に関連があるとする説は、1980年代に英サウサンプトン大のデビッド・バーカー教授らが、出生体重が軽いほど発症者が多いというデータを示したのが最初。

ここ数年、栄養が十分に行き渡らないと、尿のろ過装置である腎臓の糸球体が減少したり、血管の内側の細胞に機能低下が起きたりするといった、説を裏付ける報告が相次いでいるという。低栄養状態が出生後にも影響を与える理由は、胎児の体が、外界の食料が不足していると勘避いして、少ない栄養でも生きていけるように体質を順応させてしまうことにあるようだ。バーカー教授は著書で、糖尿病を例に『親の栄養が慢性的に不足している場合は、少ない糖を節約して使えるよう血糖値を高くする。体質が出来上がったら一生そのまま」と解説する。指針作りに携わ東京大の福岡秀興助教授は、国内の妊婦検診では妊娠中毒症などを防ぐために過度の体重増加を抑制する指導はかりが行われ、最低とのくらいの体重増加が必要かという指導がほとんど行われていない点を懸念。「体重抑制や喫煙などで、胎児に栄養が行き渡らなくなる恐れがある。次の世代の健康を守るため、国を挙げての研究支援が必要だと話している。
オヤジが臭いわけ 善玉菌を育てて 悪玉菌を減らせ(毎日2005.6・27)

善玉菌を育てて 悪玉菌を減らせ

ヒトの体にはつねに100兆個以上の細菌がすみついており、常在菌という。抗菌ばやりの昨今「菌」と聞いただけで敬遠されがちだが、美と健康を保つためいろいろ役に立っているらしいのだ。その働きについて生物医学研究所(兵庫県淡路市)所長の胃木皐さん(62)とともに考えた。【大森泰貿】

オヤジが臭いわけ
●保湿効果も
「オヤジって何で臭いの」と女子高生2人が電車内でぽやく。「ひょっとしてオレのことでは」と周りの男性陣が左右を見回す。「臭いといえばオヤジ」は、今や世の定説なのか「中高年特有の臭いを『加齢臭』といいますが、40代を過ぎて体臭が強くなるのは男に限りません」と青木さん。

 体臭には皮膚にすむ約1兆個の常在菌が深くかかわる。汗や脂肪酸をせっせと食べて分解し、においのもとを作っているのだ。中高年の体臭がキツいのは、老化とともに、餌となる脂肪酸の中にパルミトオレイン酸などが増えるからで、これらが分解されてできるノネナールという不飽和アルデヒドが加齢臭の原因になる。
「じゃ、その常在菌ってヤツを殺せば」と考えると大間違い。
菌にもそれなむの存在理由がある。代表格の表皮ブドウ球菌は皮脂や汗の成分を食べて酸を排出し、肌を弱酸性に保つ。アルカリ性を好む病原菌をブロックしてくれるのだ。皮脂と相まって保湿効果もあり、しっとりツヤツヤの美肌は表皮ブドウ球菌のおかげともいえる。

●怖い有害菌
毎日、薬用せっけんで体をゴシゴシ洗い、抗菌タオルや抗菌下着などの抗菌グッズで包囲攻撃すると、悪玉菌のみならず表皮ブドウ球菌まで殺してしまう。乾燥肌が怖いだけでなく、感想肌が怖いだけでなく菌の世界の勢力図が変わり、院内感染で悪名高い黄色ブドウ球菌やら水虫などの原因になる真菌が増殖しかねない。「有害菌の方が打たれ強い。常在菌を膚待すると皮層の生懸系のバランスが崩れてしまう」と青木さんは説明する。

●ゴシゴシ洗いは禁物
日差しが強くなる季節。紫外線は肌だけでなく常在菌も痛めつける。美肌を守るなら直射日光を避け、風呂も〃カラスの行水"に。入念に洗うのは顔、脇の下、乳首の周辺、へそ、股間、足の指の間などで、あとは汗を流すだけでいい。「ゴシゴシ洗って肌を傷つけ、皮脂の分泌が悪くなると常在菌に悪影響がある。要はバランスを健全に保つことです。善玉菌、悪玉菌といいますが、相対的なもので、無害有益なはずの表皮ブドウ球菌も、高齢者など極端こ抵抗力が落ちている場合は院内感染の原因になったりします」
 ところで、加齢臭は男女問わないというなら、なぜオヤジだけが矢面に立たされるのか。青木さんは「男性側にも責任があるかもしれませんねえ」。女性は化粧品や香水で体臭をフォローする。

ノネナーレ以外ににおいの原因になるアルコールやたぱこの常習者も男性が多い。男性が着る背広の繊維は分厚く目が込み、長く着るほどにおいを吸収する。皮膚を清潔にし、下着やシャツ同様、スーツも毎日着替え、コロンでもつけて禁酒禁煙すれぱOKらしい。「そこまでしてられないよ・・・」とのボヤきも聞こえそうだが。

●食物繊維とオリゴ糖
 腸には体内で最も多い60〜1OO種類、ほとんどの常在菌がすんでいる。例えば大腸菌だ。海水浴場の検査で数を調べたり、病原性のある0157の影喜でイメージが悪いが、大半は病原性がなく、肉類などを分解して消化を助けてくれる。大腸菌がいなかったら、ステーキなぞ食べられないのだ。
 腸内の善玉菌の代表はビフィズス菌で@ブドウ糖を分解して乳酸や酢酸を作り、腸内を酸性にして病原菌の増殖を抑えるA腐敗を抑えるBビタミンB群、ビタミンKを作る−などの長所がある。赤ちゃんの時に多く、年齢とともにどんどん滅。てし笑う。「だから常在菌を育てる『育菌』という発想がとても大事です」と青木さん。
 ヨーグルトのビフィズス菌はそのまま腸に定着するわけではなく、乳酸を作って有害菌の繁殖を抑えるなど、腸内の仲間の援護射撃をしつつ結局排せつされる。だからこそ毎日補給する必要がある。ビフィズス菌の大好物はオリゴ糖なので、食物繊維が豊富な野菜で腸内環境を整え、バナナなどオリゴ糖を含む食品を取ればいい。ピロリ菌など有害菌の増殖を抑えるにもビフィズス菌に配慮したい。

●人の気配にも
 若い男女がデ-トして、手をつなげば皮膚の表皮ブドウ球菌やアクネ菌、キスをすれば口の中のミュータンス菌が交換される。「それ以上の仲に進んだり一緒に住めば、体内の常在菌も共有されます。恋愛は微生物の交換なんです。少し前までいた他人の気配を感じたりするのは、体から離れた皮目のかけらや常在菌のにおいを無意識に感じるから」(青木さん)
 常在菌は目分の体にすむ「身内しであるだけでなく、社会生活を共に送る大切な仲間なのだ。
ミネラル上手にとって病気予防(日本経済新聞91.8.24)

ミネネラルと言えばカルシウム、鉄、ナトリウムが代表的だがそれ以外にもマグネシウムやカリウム、セレンなど、人間にとって重要なものは多い。これらが不足すると心臓病や高血圧、不妊症などを引き起こす恐れもある。あまり知られていない各種のミネラルを取り上げ、その働きや摂取の方法などを紹介しよう。

たんぼく質や脂肪、炭水化物といったエネルギー源を自動車のガソリンにたとえるなら、ミネラルはガソリンを円滑に燃焼させるオイルの役割を果たす。
ガソリンだけではエンジンが焼きついて車が動かなくなるのと同じで、ミネラルが不足すると工ネルギー源が不完全燃焼して、さまざまな障害を引き起⊂す。
人体にとって必須(ひっす)のミネラルは二十三種類。

その中でカルシウムは骨の発育、鉄分は貧血、ナトリウムは高血圧に関係するということはよく知られているが、それ以外のミネラルになると意外と情報が少ない。このうち重要と思われるものをいくつか拾い上げてみると---。
▼マグネシウム 衛生学の権威である京都医学部教授の糸川嘉則氏によると、マグネシウムの推定必要量は1日300mg.。

ところが実際に摂取している量は日本人一人当たり平均250mg.だという。「マグネシウムが不足すると心臓病になる危険性が高まる」と糸川氏は指摘する。マグネシウムは海藻や豆、種実、野菜に多く含まれており、逆に肉や魚、卵などにはあまり含まれていない。つまり、日本の伝統食を食べている分には問題ないが、欧米食に近い食事を取り続けると不足気味になる。

心臓病が米国の死因の一位になっているのもこれを裏付けている。
また、ストレスを受けたり、アルコールをたくさん飲むと、尿中へのマグネシウム排せつ量が増えるので、注意が必要だ。

▼カリウム ナトリウム(食塩)の取りすぎは高血圧の原因になるが、カリウムはその逆だ。カリウムを十分に取っていれば、多少ナトリウムを摂取し過ぎてもそれを尿中に排せつする働きをし、高血圧になるのを防ぐ。カリウムが不足すると、高血圧の危険にさらされるだけでなく、筋力の減退や無気力、食欲不振など、一種の夏バテ症状が起きる。

▼セレン 最近不妊の原因として注目されているのがこれ。順天堂大医学部助教授の千葉百子さんらのグループが不妊とミネラルの関係を調べたところ、精液中のセレンの濃度が高いと精子の数も多いことがわかった。セレンは水銀などの重金属の毒性を消したり、肺がんや乳がんの発症率を抑える作用があることがわかっているが、「生殖機能にも関与している可能性が高い」と千葉さんは推測する。

このほか、亜鉛が欠乏すると皮膚に湿しんができたり、味覚障害が起き、銅が足りなくなると貧血になりやすくなるなど、ほかのミネラルもさまざまな働きをしている。
永久歯の生えない子供急増!!(産経2004.6.11)

小学校高学年になっても乳歯が抜け落ちず、永久歯が生えてこない子供が急増していることが岐阜大医学部非常勤講師の歯科医師、中里博泰氏(四七)の調査で分かった。

永久歯が足りない子供は千人中一人(0.1%)にも満たないとされているが、中里氏の診察例では、これを大きく上回る約7%の子供に永久歯が欠落している異変が見つかった。

中里氏は、この調査結果を今月21日から長野県松本市で開かれる日本医薬品情報学会で発表し、新たな対策の必要性を訴える。
人間の歯の数は上下三十二本。このうち、最奥の上下四本の親知らずを除き、通常は二十八本とされている。

三歳前後になると、乳歯が上下二十本生え、小学生低学年から高学年までに永久歯に順次生え替わり、奥歯も生えそろう。中学生になると、永久歯列が完成する。

名古屋市で歯科医院を開業する中里氏は、平成四、五年ごろから、永久歯が足りない子供が多いことに気付き、調査を開始した。歯科医院では年間約千二百人の子供が受診しているが、約三年前から永久歯が一、ニ本不足している子供は年平均八十五人(約7%)に達している

なかでも、平成十二年四月に学校の定期検診で歯列異常と診断され診察に来た小学校四年の女児は、乳歯が一本も抜けておらず、レントゲン撮影で本来、生え替わるはずの永久歯六本(上四本と下二本)がなかった。

四本の永久歯が不足していたケースも三人いた。
永久歯の欠落は千人に一人の割合で先天的に起こる形状異変とされているが、中里氏は「7%という数字は、形状異変とは明らかに違い、後天的な変質が起きている」と指摘する。

中里氏は主な原因を除草剤とみている。特に、植物の成長を促す遺伝子を阻害する「グリホサート」という成分を含む除草剤が人体にも悪影響を及ぼしているのではないかと推測する。

農水省によると、グリホサートを含む除草剤は、平成十三年度に国内で生産された除草剤七万五千五百トン中五千四百トンに上る。
今回の調査結果について、長年にわたり小児歯科医療に携わってきた日本歯科大病院の渋井尚武教授は「私も約十年前から永久歯が不足している子供が多くなったと感じていたが、六本というのは多い。

後天的な形状異変が認められる」と指摘したうえで、その原因については「子供の病気には、
栄養のバランスのほか、農薬や食品添加物などさまざまな指摘があるが、永久歯の欠落についても可能性がないわけではない」と分析している。



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       低栄養の胎児は将来病気に? (大阪朝日新聞7.13)

妊娠中、母親の栄養が低い状態が続いて赤ちゃんの発育が悪いと大人になってから動脈硬化や高血圧、高脂血症、糖尿病などになりやすい・・・こんな説が注目されています。生活習慣病の発症に、胎児期が大きくかかわっているとの考え方です。

東京大の福岡秀興・助教授(発達医科学)は「満期で生まれた低体重児と発症との関係を調べる疫学調査や動物実験で、この説を裏付けるデータが次々に発表されています」と言います。低栄養状態に順応するように代謝機能が固定されるのではないかと考えられています。

厚生労働省が去年末公表した02年国民栄養調査では、やせ(低体重)の女性の割合は20〜29歳で26.0%、30〜39歳で15.1%。20年前はそれぞれ11.4%、8.1%でした。

細身志向を背景に栄養を十分に取らない人が増えているようです。
やせは、BMIが18.5未満。BMIは、体重(kg)を身長(m)で2回割った値です
。妊娠中のどの時期の低栄養でも影響が指摘されているそうです。

福岡さんは「妊娠する可能性がある女性は、適度な体重を保ち、妊娠中も十分に栄養を取ることが大切」と呼びかけています。

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腸年齢上昇中!?
頻繁に繰り返す便秘や肌荒れは、危険信号 (日経新聞 5・30)

頻繁に繰り返す便秘や肌荒れは、体に悪さをする悪玉菌が腸内で優勢になった危険信号。
実際の年齢よりも「腸年齢」が上回って免疫力が落ち、がんのリスクまで高まる。

善玉菌が豊富なヨーグルトなどを食べ、腸の若返りに励むことが大切になっている。
「老化が思ったより進んでいるのかも」。カルピス基盤技術研究所の渡部怐子マネージャーは心配する。

女性の便を調べた結果、
三十歳以下の健康な人の三割近くでビフィズス菌が激減していた。この菌の量は腸の若さの目安となる。ほとんど検出できない熟年の人もいた。

大腸を中心に百種類、百兆個以上の細菌がいる。ビフィズス菌は健康維持に働く善玉菌の代表で、悪玉菌の大腸菌や腐敗菌群などとバランスをとりながら共存する。

このバランスが年とともに変わる様子をとらえたのが腸年齢。乳児の腸は善玉菌でいっぱいだが、次第に善玉でも悪玉でもない中立の菌が増え、成人では善玉菌が一五%前後で安定する。

老年期になると善玉菌が1ケタまで減り、悪玉菌が増える。

ビフィズス菌が減った女性たちは腸が老年期に差し掛かっている恐れがあるわけだ。そうなると自分の腸年齢が気になる。

善玉菌、悪玉菌の名付け親で腸内細菌の専門家、光岡知足・東京大学名誉教授は「簡単なのは便の色を見ること」と話す。

善玉菌が多ければ黄色っぽく、悪玉菌が多いと黒みがかっている。
食べ物の好き嫌いや、飲酒、喫煙など生活習慣からも腸年齢をおおまかに判定できるという。

渡部マネージャーは「腸を老化させる一番の原因は偏った食生活」と指摘する。

脂肪分が多い肉料理は悪玉菌の格好のエサとなり、
野菜を食べなければ便が腸内に長くとどまり、悪玉菌による腐敗が進む。

ストレスも原因の一つ自律神経の変調で胃酸分泌が抑えられ、悪玉菌をうまく撃退できなくなる。
悪玉菌が勢いづくと、肉などのたんぱく質を分解して硫化水素やアンモニアを作り、下痢や便秘、肌荒れを起こす。

便秘でさらに便の腐敗が進めば
発がん性物質まで作るようになる。腸の病気に詳しい名倉宏・東北大学名誉教授は「日本人で大腸がんが急増する一因は悪玉菌の増勢にある」と説明する。

腸管免疫が専門の上野川修一・日本大学教授は
腸の免疫力が落ちて食中毒にかかりやすくなる危険もあると警告する。

腸年齢を若返らせるにはどうすればよいか。食生活の見直しや運動が必要だ。中でもヨーグルトや乳酸菌飲料などで善玉菌を腸に補給するとよい。

腸に届く前に胃酸などの作用で死んだ菌も腸内の善玉菌を増やす肥やしや悪玉菌の毒を中和する働きがある。食品各社が商品化している「プロパイオテイクス乳酸菌」を使ったヨーグルトは生きた菌が腸に届きやすく腸内バランスの改善効果が高い。

ある程度まとまった量を食べる。光岡名誉教授は毎朝きなこをかけたヨーグルトを300グラム食べ、70代で善玉菌約30%という若々しい腸を保っている。きなこは善玉菌の栄養素となるオリゴ糖が豊富。大豆のほかゴボウやタマネギなどにも多い。市販のオリゴ糖を利用するのもよい。

光岡名誉教授は長寿の里として知られる山梨県上野原町棡原(ゆずりはら〕地区の食生括も参考になるという。

同地区で伝わる食事は雑穀のほか、山芋、コンニャクなど食物繊維の豊富な食材を使い肉は控えめ。

食物繊維が便のかさを増やし便通をよくして腐敗菌の繁殖を防ぐ。住民の腸年齢は実年齢の平均82歳を大幅に下回る40代後半だったという。
先達の食生活に学び、悪玉菌につけいるスキを与えないよ一つ心がけたい。
年齢をチェック
□ 朝起きて体がだるく、やる気が出ない
□ 便秘気味か、便が黒ずみがかっている
□ 顔色がさえず、肌の張りがない
□ 疲れやすく風邪を引きやすい
□ 運動不足で太り気味
□ 肉食中心で野菜が嫌い
□ タバコを長年吸っている
□ 飲酒の機会が多く、つい飲みすぎる
□ 寝つきが悪く、睡眠不足がちである
□ ストレスを解消できる趣味がない

2個以下 実年齢よりも若い
3-5個 実年齢より高め(要注意。食生活を改め運動の機会を増やす)
6-8個 老化が進行中(悪玉菌が多い。食生活、運動、排便などの生活全般の見直しを)
9個以上 老化が深刻(早急に改めないと重大な病気になる可能性が)


ちょこっと雑学
知ってました?ヨーグルトは1日300グラム以上食べないと乳酸菌の健康効果が期待できません。なかなか毎日300グラム食べるのは難しいですよね。

また、食べやすい甘めのヨーグルトの中に含まれる砂糖は肥満の原因に!

なっとークィーンは簡単でしかも飲みやすい!!

1日たった6粒で、乳酸菌と納豆菌のWの健康効果が期待できます。

癌の危険度を減らす緑黄色野菜


       国立癌センタ−平山雄博士による調査報告

平山博士は長年にわたって癌と生活習慣の関係を研究して、世界的に注目されています。
例えば、タバコは肺癌だけでなく胃癌、喉頭癌、その他の癌とも深い関係にあることを調べ、タバコの弊害を説き続けています。一方、緑黄色野菜が癌の予防に有効という平山説もよく知られています。

今回の調査は全国12万人の男性を対象に、16年にわたって癌の発生率を追跡した大がかりなもので、これを分析しレ−ダ−チャ−トを図で示して発表しました。

(1)
「酒、たばこ、肉食毎日、緑黄色野菜は毎日は食べない」という悪い生活習慣(ワースト生活者)の人の癌リスク(癌にかかる危険度)を100とすると、これに対して、

(2)
「酒、たばこ、肉食毎日」の人でも、緑黄色野菜を毎日食べていると、癌リスクはぐっと減っています。

全部位癌なら約 7割、喉頭癌で約 4割、胃癌で 6割の死亡率です。さらに、

(3)
「酒、たばこ、肉食のどれも毎日せず、緑黄色野菜を毎日食べている」ベスト生活者となると、全部位癌のリスクは約 4割に減少しています。

喫煙、飲酒、肉食でも毎日緑黄色野菜を食べれば、癌危険度は 3割減となり、緑黄色野菜は癌の危険度を減らし、毒消しとして大きな役割を果たしていることが明らかになっています。




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担当 西嶋 葉子