カリウムで体も心も健康に! ミネラル栄養学◆カリウムが不足すると 不整脈、ストレスの増大、筋力低下、消化不良、食欲不振、肌荒れ、 むくみなどの症状があらわれてきます。また、尿細管の変性に伴い 尿の濃縮力障害や腎う腎炎にかかりやすくなります。
■カリウム(K)についてカリウムは筋肉のエネルギー代謝を助けて、筋肉の収縮、心筋の正常な活動に 深くかかわっている大切なミネラルです。 また、カリウムにはナトリウムを排泄する作用があり、 高血圧・脳卒中の抑制、心拍を安定させるという効果もあります。
精神障害、不整脈、ストレスの増大、筋力低下、消化不良、 食欲不振、肌荒れ、むくみなどの症状があらわれてきます。
これは細胞内外のミネラルバランスを維持するなど、重要な働きをしているからなのです。 カリウムが増えると、血液から細胞内に水分が移動し、その結果として血圧が下がります。
ただ食塩を減らして、塩気ない生活をすることだけが高血圧対策ではないのですよ!
もちろん、カリウムだけを摂っていればいいのではなく、バランスよくミネラルを摂っていくことが大切です。 夏はたくさん汗をかくので、水分と同時にカリウムも発散してしまうからなのです。 夏バテ時は水分だけでなく、カリウムも補給すると効果的ですね! バナナ・スイカ・リンゴ・柿・柑橘類・セロリ・ジャガイモ・薩摩芋・小豆・牛乳・昆布・ワカメ・緑黄色野菜などです。 ただし、カリウムは水に溶け出てしまうので、煮る・茹でるなどの調理によって、かなり失われてしまいますから、煮汁も利用するなど調理方法を工夫するといいですね。 ◆カリウムとナトリウムのバランス
アルファルファもそうですが、天然の食品はカリウムとナトリウムがバランス良く含まれているものです。 カリウムの摂取は少なく、一方ではナトリウムの摂り過ぎが叫ばれています。 加工食品の利用率が高まっている昨今、その中の多量のナトリウムが問題になります。
加工食品をとる量が増えると、食事中のカリウム含有量が減少するだけでなく、ナトリウム(食塩)の割合が高くなって、他の食品と併せないと体にとっては良くありません。
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