『寿』   明海和尚のおもしろ話 ~達磨の経済考~

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子供を産み、母親になるのは、命がけである。出産で母親が亡くなることもある。
お釈迦さまも、お産で母親を亡くしている。


僅かな寿命でしかない蜉蝣(かげろう)の口は、食べないから、退化しており、腹の中には何も入ってないが、卵は咽元までギッシリと詰まっている。生まれた河川に溯上してくる、鮭も卵を産み落とすと、ボロボロになって、その生涯を終える。


子供の誕生日は、母親にとって、まさに受難の日であり、子供が祝ってもらうだけではなく、母親に感謝する日だと、誰かが言っていたが、まことに言い得ている。


5月は『こどもの日』と『母の日』が続けてやってくる。
生命の尊さと、親子の縁や、絆を考える日なのであろう・・・。

命が育まれる事を『寿(ことほ)ぐ』と言う。

「私、絶対『寿退社』しますから・・・。」と決意も固く、宣言したキャリアウーマンも数年後、まったく言わなくなった。仕事が楽しいのだろう・・・?   

                               合掌

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このページは、ようちゃんの日常が2013年9月 2日 10:48に書いたブログ記事です。

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