下痢の原因を一緒に考えよう

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下痢は非常に奥が深く、その原因も複雑で多種多様です。

長引く下痢に、内科に駆け込んでも、腸にこれといった以上もなく、結局は原因までわからないまま、仕方なく薬に頼る日々・・・そんな方が本当にたくさんいらっしゃいます。

中には生まれつきの体質だからと、回復を諦めていらっしゃる方もいます。

でも、安心してください! 下痢は体質なんかじゃありません!

自分ではなかなか気づけない、下痢の原因は何なのか、一緒に考えていきましょう

 

①    肉食中心の食事

これはみなさん、真っ先に考えられる原因ですね。肉料理や脂っこい食事などをよく食べる方は、体調を崩したりした拍子に免疫や消化力が弱まり、下痢をしてしまうことがあります。また、若い頃は食べても平気だったのに、歳をとってから下痢になったという方も、もう一度食生活を見直すことをおススメします。腸も加齢とともに弱ってくるものです。特に若い頃、無茶をした方は要注意です。


②    アルコール

まれにビールなど、アルコールを飲んで下痢をする方がいらっしゃいます。

このアルコールもまた、前述の食事のように、若い頃はたくさん飲めても、歳を経てダメになるという方が多いのが特徴です。ですが、原因がはっきりしていますので、まずはビールなどを飲まないようにしましょう。どうしても禁酒は難しい、ということでしたら、自分の体と相談しながら、酒量を調節していきましょう。


③    せんい質不足の食事

下痢を一生懸命治そうとして、または消化によいものを食べなければと、積極的にヨーグルトや豆腐を召し上がる方がいらっしゃいます。

ですが、ヨーグルトは食べ過ぎると体を冷やす原因になります。冷えは万病のもと。もちろん下痢になる可能性も・・・また、豆腐も「にがり」が含まれますので要注意。「にがり」は腸を刺激して、逆に下痢の原因になることもあります。

これ以外にも、普通食を食べるのが怖くて、おかゆや介護食のようなものばかり食べてある方も、中にはいらっしゃいますが、むしろ普通の食事を臆せず召し上がられた方がいい場合もあります。柔らかい食事は圧倒的にせんい不足です。食物せんいは便の形を作るのに、なくてはならない材料なのです。


④    冷え性

現代人の体は冷えにさらされることが多くなってしまいました。冷えがお腹にダメージをあたえ、下痢の原因になることも多いです。飲食店で出されるような氷いりの飲み物は出来るだけ避け、アイスクリームやヨーグルトなど、冷たい食事も避けるようにしましょう。また、野菜をとらなくちゃ!と生野菜を多くとるのも、考えもので、生の野菜も冷えの原因になります。出来れば火を通した温野菜のサラダにするなど、できる範囲で工夫してみましょう。

食事を中心に、考えられる下痢の原因を挙げてみましたが、いかがでしょうか?

大切なのは何事も気負いすぎず、ほどほどに、ということです。すべてクリアにすることは難しいことです。自分に出来る範囲で、少しずつ改善していきましょう。

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このブログ記事について

このページは、ようちゃんの日常が2013年9月11日 19:20に書いたブログ記事です。

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