長寿雑学

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  佐々木先生の長寿雑学(株)健将ライフ 学術顧問 佐々木 俊雄

腸内回覧板

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6月号

超不都合な科学的真実
ケイ・ミズモリ著 要約
徳間書店 五次元文庫

第一章
ガン、エイズを治癒させる究極のワクチンが握りつぶされた!?


数々の難病を99%以上の確率で、治してしまうワクチンを開発したオーストラリアのサム・チャチョーワ氏はコロラド大学、CSMCにおける臨床実験で効果が実証され、勇んで帰国したが、メキシコのクリニックにて博士の名を利用して、水だけの偽物を販売し、死者が出たこと。CSMCがジャーナルに独自の発見であると発表したことも重なり、オーストラリア医学会から非難を浴び、彼の申し出はことごとく無視され、共同研究者からも継続しての臨床試験を拒否された。裁判はいずれも勝訴したけれども事実上破産するに到り、研究の熱意も消失、継続を諦めたというものである。
【研究の内容】どんな悪性のガンに対しても、小腸だけはその攻撃に抵抗力を示す、小腸にはリンパ組織の小節があり、自らの免疫力を保護している。HIVの場合、人間だけ感染して、エイズを発症するが、実験動物には感染抵抗力が備わっている。馬、猫、犬なども人間のガンに対して抵抗力を備えている。この動物の免疫反応を利用するというIRT(誘導消失療法)を完成させたのである。

過去には、梅毒や特定の連鎖球菌を使用してガンの治療に大きな成果を挙げ、また、白血病や子供の場合、麻疹に罹るとウイルス粒子が白血病細胞の内部に見られるようになり、抗体が出来て、麻疹のウイルスとすべてのガン細胞を破壊し、治癒するなどが報告されている。

チャチョーワ博士は人体に無害な感染生体を利用し、患者自身の持つ免疫能力を発動させるもので、病原性のない生体を体内に注入すると、それが目標となる細胞につき、包み込むようになる。そして、患者自身が持つ免疫能力で危険性のない生体を破壊すると、その内部に取り込まれたガン細胞も同時に消えてしまうという奇跡のような治療法である。遺伝子レベルで効果を発揮するIRTには限界がなく、ガン、エイズのみならず、心臓病、喘息、多発性硬化症、炎症性の病気、慢性疲労症候群、尋常性狼蒼、関節炎、認知症等にも効果がある。
医薬品業界においては、ガンの治療薬こそ最大のベストセラー商品であり、効きすぎるワクチンの開発は敵視される。効果のありすぎる治療法の発見や歴史を覆す発見がおこなわれると、そのよう研究者の信用を落とす手段が瞬時に講じられ、専門の研究機関は、それにかかわらないように通達を受ける現状があるようである。

現実に効果の現れている研究に対してはサポートしていく姿勢が重要である。学会や産業界に存在する面子や利害関係を超えて人類全体の恩恵を第一に考え、有能な研究者たちに十分な環境を与えることが要求される。
つづく・・・



7月号
超不都合な科学的真実
ケイ・ミズモリ著 要約
徳間書店 五次元文庫
第二章
【不死身の生物ソマチットは、いかに医薬品業界を震撼させたか】

ソマチットに関しては重複するので、ガストンネサンが、いかに執拗な攻撃迫害を受けたかだけを記します。

ネサンはフランスにおいて、多くの製剤を開発し、多くのガン患者を救ってきましたが、彼が注目されるようになると、無資格診療で訴えられ、罰金の支払いと研究室の閉鎖、器具類の没収を受けます。そこでコルシカ島に移住したが、数百人の患者がコルシカ島に押し寄せ、フランス医師会から更なる攻撃を受けることになりました。

やむなくカナダのフランス語が通用するケベック州へ移住したが、カナダの製薬業界は研究の妨害をはじめ、一九八九年医師法違反として逮捕され収容された。この経過は【完全なる治療】に記したので省略する。第4回日本ソマチット学会において、福村氏が塩酸に溶解させた貝化石から蘇えったソマチットが新しい殻を作り、その中に避難する様子を映像として示しながら、その特性を発表されています。

第三章
【現代の食品を支える電子レンジが危ない】

電子レンジを利用したサンプルを食べた被験者から測定された赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリットは正常の範囲ではあったものの、かなり低下し、白血球とコレステロール値は増加傾向を示す。これは食品に含まれる栄養価が、電子レンジの加熱によって減少するだけでなく、人体に影響を与えていることを示す。ロシアの無線研究所の実験によると、
電子レンジで調理した肉は発がん物質ニトロソジサノラミンを生み出した。
牛乳と穀物を調理すると発がん性を持ったアミノ酸を作り出した。
冷凍フルーツの分解作用に於いて変化を起こした。
植物塩基(アルカロイド)の分解作用を変えた。
特定のミネラルの分子構造内で発がん性の遊離基が形成された。
血液中により多くの発がん性細胞が生み出された。
自己免疫システムが衰え、リンパ系で機能障害を起こした。
基本的な食物成分を変質させ、消化器系の障害をもたらした。
胃がん、腸ガンの発生率が高くなり、消化・排泄機能が緩やかに低下した。
すべての食品の栄養価を落とした。
肉中の核たんぱく質の栄養価を破壊する。
アルカロイド、グルコシド、ガラクトシド、ニトリロシドの代謝が低下した。
これらの理由により、ロシアでは一時、使用禁止になった。
資本主義経済においては、産業界と政界の癒着を一掃することは不可能に近い。人が適度に不健康でいてくれなくては、医療業界が困り、人を簡単に健康にしてしまう薬や健康法に関する研究を認めず、場合によっては妨害する傾向にある。

人間は多少の毒をも乗り切る免疫機能を持っており、無視できるレベルの問題かもしれないが、楽観は出来ない。安心して使用できるように、早期に安全宣言を出してほしいものである。
つづく・・・


8月号
第四章
【ガン、心臓発作、脳卒中治療の重大な欠陥を炙り出す】


日本の医学会は横田氏の言葉に耳を傾けてくれるものは居なかった。横田氏の研究によれば、人を物理的に殺すには相当に強い打撃や障害を加える必要がある。心臓発作や脳卒中はそれに匹敵する強烈な打撃が体内で起こっていると考えた。

重篤な脳溢血発症時には異常超高血圧を生じ、心臓発作発症時には脈も触れないほどの低血圧を生ずるのだから、原因物質は体内で、ある条件がそろったとき、一時的に産生されるもので、ごく微量で非常に激烈な作用を持つものだと考えられる。これらの事象を引き起こす直接の根本原因は、強酸性状態になった腸内で産生された腐敗産物の吸収であるという結論に達した。食物の消化がうまく行えない場合、腸内で腐敗・醗酵が起こり、腐敗の進行に伴って悪臭のある強い酸性の物質やガスが増える結果、腸内の酸性化が進み、ついには腸内が強い酸性状態となる。たんぱく質を構成するアミノ酸が腐敗菌の持つ酵素によって、血管の収縮・痙攣作用および組織障害作用を持つ【アミン】へと変化していく。このたんぱく質由来のアミン類の産出・吸収が、発作による人間の死の根本原因であることを突き止めました。食生活の改善は慢性病に対する主要な予防・治療手段である。酸性腐敗便産出にかかわる因子としては食事の質、量、摂り方、その時点での消化器の能力がある。

柔らかい食品を好んで食べ、あまり咀嚼しないためにあごが退化しつつあることも問題である。咀嚼は消化を助ける重要な手段であるから消化に多大な影響を及ぼす因子だといえる。慢性病である心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、腸ガンや肝ガンなど酸性腐敗便による弊害で、密接な関係がある。風邪と便秘は、たいした病気とは思われていないが、実は消化器の顕著な機能低下を招く主要な原因なのである。

駆除剤や化学肥料を一切使用せず、入念に堆積された動植物の老廃物を土地に戻してやる農法で病気に罹らない作物の栽培に成功し、その土地で採れた作物だけを与えておけば、牛も健康であり、病気の牛と接触しても病気にならなかった。

マッカリソンによれば、フンザ人の食生活の調査は、栄養不足が病気を生むのではなく、むしろ、十分な栄養を摂った者が病気になりやすいことすら示唆している。

現代人が健康で長生きするために心がけるべきことは、過食を抑え、環境・土壌汚染のない土地で昔ながらの方法で育てられた作物から【生命力】の強いエネルギーを人体に取り込むことなのである。

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